横田友好祭行ってきた パート5
1パート1機紹介だとトンデモなく長くなるなと気付いたこの頃。
というわけで駆け足で行っちゃいましょう。
E-3セントリーですね。早期警戒管制機という機体ですが、詳細は後述。
漸く我らが航空自衛隊の機体のお出ましです。その名もKC-767!
ちっちゃい子限定で機内見学出来るとのこと。親同伴?いえいえ、お父さんは置いて行かれます(笑)。自衛隊の方が抱っこして連れてってくれる模様。
ボーイング767型機を原型に、フライングブーム式の給油装置を搭載した給油機です。こちらの機体はKC-135と違ってモニターでブームを操作するようです。大分楽になりましたね。
ちっちゃくて可愛い、まさに正義なこの機体。OH-6。観測機という役割で、特科部隊の着弾観測などを行う機体です。ちっちゃいけど一応4人乗れます。
凄い視界の良さそうなヘリですね。
そのお隣、実は国産ヘリコプターのOH-1。OH-6観測ヘリの後継だったんですが、例によって数が揃わず、混成運用中。
エンジンは双発で、国産です。三菱製のターボシャフトですが、出力的には大したこと無いですね。
ロータシャフト前にあるプロジェクターみたいな機器が観測機器です。コクピットより上にあるのは、稜線に観測機器だけ覗かせて着弾観測を行うため。
ローターにたなびく星条旗がかっこ良い。CH-47Jチヌークです。
タンデムローターという特徴的な外見の機体で、ヘリコプターの中では非常に大型です。
エンジンは双発。陸上自衛隊の機体でしょうか。
迷彩塗装のぜんぜん違うCH-47J。
機首のレーダーアンテナが見えます。
後部から機内を。流石に輸送機とは比べられませんが、ヘリコプターとしての輸送能力は一級品。その分高価なヘリですけれど。
このCH-47という機体、運用開始が1961年なので、半世紀以上に渡って活躍している傑作ヘリです。古くなったCH-47Jを、改良を加えたCH-47JAで置き換えるということを陸上自衛隊ではやっており、まだまだ現役です。ひょっとしたら1世紀現役かも知れませんね。
UH-60J。某映画で有名になった機体ですね。劇中だと墜とされてますが。
こちらは航空自衛隊の航空救難団所属の救難ヘリ。浜松救難隊の所属のようです。
昔は白と黄色を基調とした目立つ色合いだったのですが、危険地域での作戦行動も予想されるために迷彩が施されるようになったそうな。
U-125A。浜松の記事で紹介したMU-2の後継機ですね。こちらも救難機となってます。
コンパクトな機体ですよほんと。
国産ジェット輸送機C-1。輸送機の世界はターボフロップが主流なので、ジェット機の輸送機と言うのは結構珍しいのです。このアングルですと、C-1の特徴である観音開きの後部ハッチが見えますね。
計画段階にて政治的な問題に巻き込まれ、予定よりも大幅に航続距離が減らされてしまい結果的に本土でギリギリ、輸送機のクセに増槽を付けなければ硫黄島や沖縄まで飛行できないという機体となりました。結局、航続距離の問題からC-130Hを導入する羽目になっているんですから、所謂税金の無駄遣いと糾弾されても仕方が無いと思いますよ。
現在、後継のC-2輸送機が開発中で、C-1の倍の貨物を3倍遠くまで輸送できます(笑)。
次回に続きます。