Yokosuka Friendship Day パート4
艦艇見学終了後、反対方向へ突き進みます。基地の中は、西側が港湾施設で東が居住区になっているようで、大分雰囲気も違ってましたね。
例の独り身ハウス。近くにプールやマクドナルドなんかもありました。
なお、この後は想像以上に屋台や出し物が豊富で、殆ど写真は撮ってなかったり…
出店の一部。ここに写っているのは全体の1割程という…
そこら辺の国内のお祭以上の規模。学祭のような雰囲気もあります。
映画館もあります。本日はTaikoConcertsなる催しがあるそうな。太鼓?和太鼓なのか、と思って入ると
ハイ。和太鼓でした。日本のチームのようですが詳細は不明。和太鼓の音、久しぶりに聴いたなぁ…
その後、軽く食事を。そういえば、基地内の自販機は円の表示のみでした。写真の飲み物は屋台で買ったものですがね。そして、原色系ゲータレード。赤と黄色、青のどれが良い、と聞かれ青をチョイス。
先ほどの写真とは別の場所の屋台。アメリカのお菓子や土産のTシャツを中心に売ってました。上記のゲータレード買ったのもここなのですが、並んでいたら前の人がお菓子の詰まった大きいビニール袋2つ程提げており、ゲータレードを全色分買って行きました…
おみやげにするんでしょうか…
案内にCarShowと書かれた場所に行ってみると、大量の自動車が。兵隊さんたちの持ち物でしょうか。
数輌、トランクに載っけたスピーカーから大音量で音楽流してました。重低音が凄いことに…
音圧を受けながら撮った一枚。
自動車についての紹介は割愛。私もあんまりよく知りませんし。
色々車が並んでいますが、その奥にスケボー場やテニスコートも。
なんか凄いことになってた車両。エアブレーキかなんかなんでしょう。多分。
こんなにずらっと。海軍のお偉いさんのマイカーなんでしょうか。
なんかこのまま飛んでいきそうなZ。
そこを抜けて真っ直ぐ行くと郵便局が。ATMなんかもアメリカ式で、洋画で出てくるようなタイプでした。
しかしまあ、広いですハイ。奥に見えるのは野球場。左の建物は体育館だそうで。
かなり奥の方まで来たのですが、ここまで来ると人は疎らですね。
野球場を隣から。試合中でした。
野球場の隣にはラグビーコートが。良い設備です。雰囲気がやはり日本じゃないですね。
そこから反対の横須賀の町並み。中央少し右手の船みたいなのが三笠。今回入場してきたところです。
良い環境ですねぇ。ちなみに、右手の森の奥あたりに防衛大学校があるはずです。
ここ周辺、開国花火大会のオススメスポットのようで、周辺の芝生にレジャーシートで場所取りがしてありました。
ここらが一番奥辺りなので引き返しましょう。
戻る途中、基地の消防車が。そういえば、ココで緊急ダイアルかけたらどうなるんでしょ。
居住区の会場には小ステージが幾つかあり、バンドやダンスが行われてました。
もひとつ屋台の写真をば。注目して欲しいのは、ぶら下がってる白い紙に書かれたあのマーク。コンパスと定規の間にGの文字。
このマーク、Freemasonryのシンボルマークなのです。日本ではフリーメイソンとして有名ですね。フリーメイソンは会員の呼び名で、フリーメイソンリーが組織の名称です。議会と議員みたいな違いです。
悪の秘密結社的なイメージが強いこの組織ですが、単なる互助会です。しかし、会員になるには会員の紹介が必要という閉鎖性の高い組織で、自ら会員であることを公表するのは可能ですが、他の会員を公表するのは禁止されていました。そこで、会員のみが分かる言葉や挨拶などを用いてお互いを確認するという奇妙な風習があり、確かに秘密結社的な要素もあります。1826年、会員の一人が組織内の祭事を紹介する目的で、本を出版しようとするのですが、本人は行方不明となり出版は中止。この件が世間に明るみになった事で、フリーメイソンリーの黒い噂が立つようになったと言われてます。かなりの秘密主義的組織なのです。アメリカに、イギリス式の階級社会構造を持ち込もうとした形跡もありますね。
Gの文字は台所のアレではなく、幾何学(geometry)のGをとったもの。当時、人類の叡智の結晶であった幾何学を、フリーメイソンリーは非常に重要視しているのですが、Godつまり神そのものを幾何学を用いて分解してやるよ、といった意味にも取れるような気もしないでもなく。
ちなみに、アメリカ大統領のなかで会員であることを公表していた人物は14人居ます。有名ドコロでは両ルーズベルト大統領やワシントン、トルーマン等がそう。他に、軍人でもリッジウェイやマッカーサー、ブラッドレーにキングなどが挙げられます。個人的に、マッカーサーが会員なのは凄い納得してしまう所がありますが(笑)
さらに余談ですが、中国にも幇(パン)と呼ばれるフリーメイソンリーに驚くほどよく似た組織が存在しますが、流石に長くなってきたので省略。
屋台をよく見ると、幾つかフリーメイソンリーのシンボルマークを見つけたのですが、会員なんでしょうか。勝手に無関係の公務員が使うのも問題ですし。
さらにチリドッグを食べたり、土産を物色したりしてましたが、写真忘れました。
時は飛んで帰路につきます。この時、午後4時頃なのですが、自衛隊のイベント終了後こちらに来る人がかなり居て、花火の時間まで粘ると帰れなくなりそうだったのでココで切り上げました。
最初挙げた写真を再掲。いわゆる正面ゲートから退場した形ですね。
非常に暑かったのですが、楽しめました。結果的には米軍基地見学一本に絞って正解でしたね。ぜひ、また来たいです。ジョージ・ワシントンも見てみたいですしね。