sofyukiの日記

名前に意味はないのよ? 

横田友好祭行ってきた パート7 戦闘機1

 みんな大好き、戦闘機のお時間です。

 

 アメリカ空軍を代表する戦闘機F-15Cですね。

 

 如何せん正面でしか撮影が出来ないので、あまり代わり映えしない物ばっかとなってますが。

 

 現在ではボーイングに吸収されてしまってますが、マクドネル・ダグラス社の開発した制空戦闘機です。

 このF-15という戦闘機、アメリカ空軍が約20年ぶりに本気で航空優勢を取りに行くために生み出した機体です。その20年は何してたの、と聞かれればマトモな制空戦闘機を開発していなかったのがアメリカ空軍だったりします。

 二次大戦後、空軍は独立した時からその存在意義を自問自答することになります。朝鮮戦争が始まるまで、湯水の様に使えていた軍事予算が徹底的に切り詰められることになったからです。空軍内では、第二次大戦中敵国の継戦能力を削ぎ落とし、戦力的に圧倒する事が可能となった戦略爆撃という部門にスポットが当たります。俗にボンバーマフィアと呼ばれる、人間として最低野郎閣下ことルメイを中心に構成されるSAC(戦略航空軍団)の台頭が起こり、これから暫くの間健全とは言えない状態が続きます。

 

 

 戦略爆撃を中心にドクトリン策定を行っていた為、戦闘機においても核兵器の搭載が行われるようになってゆき、戦闘機の仕事もアメリカを空爆しに来る爆撃機の排除という形へシフトしてゆきました。F-104等のセンチュリーシリーズと呼ばれる100番代の機体をみれば分かりますが、敵爆撃機を察知後、直ちにインターセプト可能なように高速性能が求められる事となります。この背景には、一発でも甚大な被害を及ぼす核兵器の影響が多いにあったと思われます。

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(F-104J Wikipediaより)

 

 対爆撃機用の迎撃機は、対戦闘機用には向いてません。最終的にアメリカは、ベトナムの空で痛い目を見ます。長くなってしまうので、続きはF-4の紹介の時にやりましょう。

 

 似たようなアングルになってしまうので、少しずつ変化をつけようとしてるこの無駄な努力、わかってくれると嬉しいな。

 

 奥にF-16。コイツもまた後で紹介します。

 

 側面をアップで。念の為言いますと、これはアメリカ空軍の機体です。日本の航空自衛隊も大量に装備してますが、性能的には米軍側の方が上と聞きます。所謂モンキーモデルという奴でしょうかね。

 

 

 こちらが日本のF-15J。当時、F-14と機種選定において競い合っていたようですが、その後の経過を見る限り、ホントF-15大量装備していて良かったですね日本。81年運用開始から30年以上経ちますが、依然として一線級の性能を持つ優秀な機体ですから。

 

 日本のイーグルは胴体下に増槽付けてるのが当たり前になってますね。搭載状態でも戦闘機動を行えるそうで。

 

 米軍のC型と比べて色がより白っぽいのが判るかと。

 

 全て合わせて213機が導入され、11機が事故により損失。中には僚機に間違って撃墜されるという深刻な事故も発生しており、世界で唯一F-15を墜とした空軍という、全く有難くない称号を貰ってしまっております。

 

 次回も戦闘機で