sofyukiの日記

名前に意味はないのよ? 

横田友好祭行ってきた パート6

 さて、続き行きましょう。

 

 C-130なんですが、いかんせん種類が大量に在るため細かい特定は出来ませぬ。取り敢えずプロペラの枚数と増槽の位置、機首の形状からMC-130という事くらいしかわかりません。一応、米軍側の機体です。

 

 

 内側のタンクは増槽、外側のタンクはプローブアンドドローク方式の給油装置となってます。

 暑いので皆さん翼の下に避難してますね(笑)。

 

 給油タンクを近くで。このタイプは給油機側にクルーは必要ないですが、気流でたなびく給油ホースを被給油側がキャッチせねばならない上、給油完了まで掴み続けなくてはなりません。非常に難しいそうな。

 

 ターボプロップを翼の下から。輸送機は旅客機よりも低高度を低速で飛行するため、燃費の良いターボプロップが主流です。

 

 機首部分。FLIR装置が搭載されてました。

 

 大きな鼻が特徴的ですね。この機体の別タイプでは、某潜入ゲーで有名になったフルトン回収システムのキャッチアームが搭載されてたそうな。昔の映像観るとこの回収方法、罰ゲームにしか見えませぬ。

 

 

 こちらは日の丸で分かる通り、航空自衛隊のC-130Hですね。カンボジアイラク等、C-1では航続距離的に展開が困難だった地域ではこちらの機体が使用されました。

 

 H型はアリソンT-56-A-15エンジンを搭載しています。

 

 写真中央、ハッチが見えますが、チャフフレアのディスペンサーです。輸送機は大抵大型機のため、カウンターメジャーによる誤魔化しには熱源の大きさの違い上難易度が上がります。なので機体形状に似せて放出することで偽装効果の向上を狙っています。

 

 C-130は原型機が1954年初飛行と、もう既に60年というベストセラー輸送機で、F-4ファントムⅡどころかF-104と同期の機体です。RATOシステムによる強引ながらも超短距離での離着陸を可能としているタイプもあり、機体構造の堅牢さが伺えます。発展性も抜群で、某FPSではおなじみのAC-130というのもこの機体の派生型の一つですね。航空母艦への着艦と発艦を行ったこともある機体で(但し、デモンストレーションの意味合いが強く運用上可能という訳ではない)、確実に100年以上使われるであろう輸送機です。

 

  その他、機体説明は飛ばします。

 

次回へ続く