よこすかYYのりものフェスタ2014!パート1「ゆうぎり」
イベントにあたり、海自の艦艇の一般公開があったので行ってきました。初の横須賀、初の軍艦護衛艦です(・∀・)
否応なしにテンション上がります。
今回の公開艦艇は護衛艦「ゆうぎり」「てるづき」の2隻。
手前のヘリは海自のSH-60J。
では、写真奥「ゆうぎり」の方から
DD-153「ゆうぎり」の後部より。
ステルスなんて知ったこっちゃねぇという風格の格納庫がイカス。
「ゆうぎり」はあさぎり型護衛艦3番艦で、1989年就役。25歳の老練艦です。
見学者多し。
マスト及び艦橋付近。
信号旗が上から
Whiskey、Echo、Lima、Charlie、Oscar、Mike、Echoでウェルカムになってます。
中央付近に見えてる白いR2D2みたいなのが20ミリPHALANXのCIWSですね。
CIWSは近接用の防御火器で、接近するミサイルに対してハードキルを狙う最後の防壁です。PHALANXは、白いドーム状の内部に警戒レーダーと火器管制レーダーが内蔵され、その下に取り付けられたM61A1ガトリング砲で迎撃する、スタンドアロンのシステムであり、反対側にも同じものがついてます。ミサイルの迎撃ともなると、飛翔スピードは亜音速から超音速となり、ミサイルを弾幕に飛び込ませて撃墜を狙う事となります。射撃速度は毎秒60発。15秒ほどの連続射撃で弾切れします(そんなに連続射撃したら砲身が融解するが)。
マストのてっぺんの円盤みたいなのは戦術航法装置TACAN。
その下の測距儀みたいな横長のがOPS-28対水上レーダー。
その下の白くて丸いのはORQ-1ヘリコプターデータリンクシステムですかね。
そして、OPS-14対空レーダーにOLT-3に…以下略。間違ってたらゴメンなさい
あとどっかにNOLR-8がついてるんですが判らず。間違ってたらゴメンなさいな
次に兵装を
船首部分。
中央の大砲が76ミリ62口径速射砲ですね。1962年にイタリアの大砲メーカーであるオード・メラーラ社の開発した傑作砲で、世界20カ国以上の艦艇で採用されています。発射速度は毎分60発前後。対空砲としても使用ができ、射程は16キロ。
次に、艦橋のすぐ前についてる変な箱みたいなのが74式アスロック対戦ロケット8連装発射機。11キロ先に対潜水艦用短魚雷を飛ばすロケットで、艦艇上から短魚雷を発射するよりも、射程と到達時間が向上します。
そして艦尾。
右端の一番後ろについてる箱がシースパロー8連装発射機。航空機用の空対空ミサイルであるスパローミサイルを艦載化したもの。射程は25キロ前後。個艦防空を行う短距離艦対空ミサイルであります。
そして、画像の左側、煙突の付近に見えてる筒がハープーン対艦ミサイル発射装置。向かい合うようにして配置されており、最大4連装×2で8発の対艦ミサイルを装備します。画像では2連装×2で4発搭載してますね。そして、護衛艦「ゆうぎり」に於ける唯一の対艦兵装だったりします。射程は…100キロ以上、とだけ。細かい数字はわからんとです。
また、ハープーン発射機の下、側舷の通路上にある兵装がHOS-302A3連装魚雷発射管です。
見にくいので画像をば
魚雷と言っても、対水上水雷戦闘やる訳ではなく、対潜水艦用となります。アスロックの予備みたいなもんですね。
艦尾甲板からみる前方。右下の箱みたいなのがシースパロー発射機です。
やはり、このきちっと真四角な格納庫、さぞやレーダーに映えるでしょう(笑)。見応えもばっちりです。
この「ゆうぎり」はSH-60ヘリコプター1機を艦載機として運用できます。緊急時は2機入る広さになってるそうな。
側舷通路上の一枚。
至る所にダメコン用の消火栓とホースが。
前方甲板より、艦橋。ここから左舷の弾幕の薄さとかを指摘するわけです。
正面に向けての一枚。奥に見えるのが「てるづき」。
砲塔内は無人化されており、機械で装填します。75ミリとはいえ、1秒で装填するのは人間じゃ無理ですからね。車載砲と比べて装薬も多いでしょうし。
さて、次回は「てるづき」の紹介へ行きましょう。
…の前に
こいつを見てくれ。
うん。魚雷発射管の説明だ。
注目すべきは射程が隠されている所なんだが…
左に英語でRangeって書いてあるじゃ無いか(・∀・)!
1万ヤードは大体9.1キロ。キロ表示が間違ってたなら訂正で書いてあるはずだし…
周りに隊員さんも居らず、よくわかんなかった場所でした。
以上、おまけおわり。