Yokosuka Friendship Day パート1

　さて、横須賀米海軍基地に行ってまいりましたよ！写真は退場口ですがね

海上自衛隊とアメリカ海軍が、横須賀の開国記念花火大会に併せて行うこの行事。

海自側は午後4時終了ですが、米軍側の基地公開は20時まで行われ、花火を見ることが出来ます。

　今回、海自側は一切行っておらず、花火も観てませんがね…

　横須賀中央駅に着いたのは10時半頃。三笠公園の脇から米軍基地に入ります。

　三笠です。この艦、船体を除き全て後に再現した物なので資料性的には大いに疑問符がつく所。

1950年台、こんなですし。ダンスホールと水族館になってた模様。

まあ、当時の雰囲気掴むにはいいかもしれません。

これより先、全て米軍基地也

入場の際、パスポートの提示も身分証明書の提示もナシ。ランダムで声かけられた人のみ提示って感じでしたね。私は荷物検査のみで入場できました(・∀・)

念のため持ってきた身分証明書…

よくよく考えるとこの基地内、見学しに来た日本人の犯罪はどうなるんでしょうね

MPの管轄なんでしょうか、それとも日本の警察？

色々面倒臭そうですが、こうやって一般公開してくれるアメリカ海軍は太っ腹です。

すごい大雑把に塗り分けしてみました。オレンジが米軍管轄。黒が自衛隊基地です。

東アジアでも最強の軍事エリアがここで、ここにいる第7艦隊のみで地球上の殆どの国家と戦争可能でしょう(笑)

9隻のイージス艦という時点で、それ以上の高レベルシステム艦を保有する国は地球上無い上、空母ジョージ・ワシントンと揚陸指揮艦ブルーリッジが配備されてますし。

入って早速こんな光景。デカイ肉のカタマリですが、あれ一つ一つ売ってます。

基地内ではドルと円両方使えるので大丈夫。1＄100円換算なので今日のレートを換算すれば損になっちゃいますが…こまけぇこたぁいいんだよ！！

　Unaccmpained Housing　直訳でぼっち同伴者の居ない人用住宅。

 Clement通りから、艦艇の停泊する桟橋に行くため右折。Nimitz通りを真っ直ぐ行きます。

 港が見えました。

 写真に見えてるフネが今回見学したUSS Fitzgeraldですね。以前のYYフェスタの時、コーストガードの隣に居たアイツです。

大体同じ所から右手を。停泊してるでっかいフネはUSS Emory S. Land.。潜水艦母艦で、主に潜水艦の物資補給を行うフネです。

　米海軍は現在、原子力潜水艦しか保有しておらず、ディーゼル機関の潜水艦は存在しません。原子力艦は燃料こそほぼ無限ですが、食料は無限に積めませんのでこういう艦で洋上補給を行います。

　内閣総理大臣だった東条英機は、日本海軍の凋落を決定付けた3大要因の1つに米海軍の洋上補給を挙げてます。こういったロジスティクスの強固さが米軍の強みですね。

Nimits通りの一枚。アメリカ国防兵站局の看板がありますね。

　停泊中のタグボート。なんか艦橋部分が膨らんでて可愛い(笑)

新しそうなボートですね。入港の際に接岸作業を手伝う船ですが、YYフェスタでじんつうの接岸作業をみた時、タグボートの流れるような連携に感動してました。また機会があればぜひ見たいものです。

Nimitz通りから左に曲がり、Howard通りから桟橋であるForrestal通りに向かいます。

バース8と呼ばれる所だそうな。

　USS BlueRidge、第7艦隊旗艦の看板が。ココが停泊位地なんでしょうね。以前軍港めぐりで海上からみた時もここに停泊してましたから。

　ちなみに撮った当時は、此処から先がマジモンの軍事基地だぜ！的な看板だと思ってました…

見えてきました！62の番号。

　このUSS Fitzgeraldはアーレイ・バーク級駆逐艦の12番艦。

ウィリアム・フィッツジェラルド大尉の名前を冠しています。ベトナム戦争中に所属部隊が攻撃を受け、味方の殿として戦い戦死。死後海軍十字勲章という海軍の中で最高位の勲章が授与されてるそうな。 乗艦後は次回に続く！